1987年、モリワキから全日本ロードレース500ccクラスに参戦していた樋渡治。 前年、同じくモリワキから500ccクラスに参戦していた八代俊二がWGPへ参戦し、その後を受け継ぐ形で500ccに参戦。 参戦当初から上位を走るなどの活躍で翌1987年も継続して参戦。 雨となった第3戦鈴鹿で並み居る最新ワークスマシンを振りきり500ccクラス初優勝。 当時、すでに第1級の戦闘力を失っているといわれていたNSでの優勝は、称賛に値すると言っていいだろう。 このマシンは’84年式の車体に’87年式のパーツが組み込まれた仕様らしい。 当時のレース雑誌で樋渡のインタビューによると、’84年式のダブルクレードルフレームは’87年式のツインスパーと比べて安定性がなく、特にコーナーの立ち上がりで前輪が浮いてくるのがネックだったという。 ’87のRS500に乗る五百部選手が同じように立ち上がってスムーズに加速していくのが羨ましかったらしい。 この年の活躍が認められ、翌’88年スズキワークス入りを果たす。 |
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