1984年、全日本選手権TT-F1クラスの初代チャンピオンに輝いた八代俊二が1986年より500ccクラスにステップアップ。
シーズン当初、'85年型NS500で参戦予定がシーズン前のテストでNSを乗りこなしたと急遽'85年型NSR500をHRCから貸与される。
その'85年型NSRですら乗りこなしてしまった八代俊二はついに最新型の'86 NSR500を手に入れ、全日本選手権第6戦、菅生ラウンドで500ccクラス初優勝を果たす。
そのまま、全日本選手権を通り越し、WGP第4戦オーストリアGPにスポット参戦。
予選9位、決勝7位と健闘する。
全日本でダンロップタイヤを履いていた八代は、GPで初めてのミシュランタイヤで困惑しながらのレースであった。
この年、全11戦中6戦に参戦し、ランキング12位に。
翌年、HRC入りし、WGPフル参戦を果たす。
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