ホンダコレクションホールに展示されているRS250RW。
レストアされているために細部が実戦仕様と異なる。
(2007年12月撮影)
1985年、F・スペンサーのライディングによってWGP250ccクラスにおいてチャンピオンに輝いたマシン。 WGPではフレディーにのみ与えられたスペシャルマシンで、同年の他のホンダワークスライダーと同じRS250RWと言う名前でも中身はまったく別物と言っていいマシンであった。 500ccワークスマシンであるNSR500を1/2にしたようなマシンで、実際にシリンダーやピストンなどはNSR500と共通で500のパーツの先行開発を兼ねていたと言われている。 それゆえ製作された台数も少なく、フレディー用に2台、全日本選手権を闘う小林大と阿部孝夫用にそれぞれ1台づつの計4台だけだという記述もある。 その乗り味は当時のGP250マシンよりもGP500マシンに近く、これはGP500とのダブルエントリーをしていたフレディーに合わせたものであったと推測される。 アルミツインスパーフレーム(ULF/ウルトラライトフレーム)・V90度2気筒・クランクケースリードバルブと言う構成は後のNSR250に引き継がれ、ホンダGP250マシンの基礎を気付き上げたマシンであった。 その基本構成は1992年型NSR250が登場するまで変わらず使われるなど非常に優れたものであった。 |
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